DNP、IC 搭載/非搭載でも運転免許証の真贋を1台で判定できるシステムを販売

DNP、IC 搭載/非搭載でも運転免許証の真贋を1台で判定できるシステムを販売 大日本印刷（DNP）と、DNP の100％子会社である DNP アイディーシステムは2011年1月5日、IC 運転免許証の IC データを読み取り、カードの真贋を判定するシステム「本人確認用運転免許証読取システム」の本格販売を開始した、と発表した。

このシステムはすでに複数の自治体が、住民基本台帳カード（住基カード）交付時の偽変造運転免許証の不正使用防止対策として採用している。

これまで、住民基本台帳カードの交付申請時の本人確認に、偽造運転免許証などを使用、住民基本台帳カードを不正に取得するケースが発生していた。そこで、2010年11月26日に総務省が各自治体に対し、住民基本台帳カード交付の際の本人確認の徹底を通知した。

運転免許証に関しては、偽造防止強化策として2007年1月に IC カード化を開始し、2010年1月には全国47都道府県で IC 運転免許証が導入されている。これにともない、各自治体では、IC 運転免許証に対しては IC データの読み取りによって、旧来の運転免許証に対しては券面の特徴の視認によって、真贋を判定しなければならなかった。

今回 DNP と DNP アイディーシステムは、１台で IC 運転免許証と旧来の運転免許証の真贋を判定できる「本人確認用運転免許証読取システム」を開発した。

このシステム用の読取機は、縦180mm×横160mm×高さ95mmの省スペース設計で、システムの専用アプリケーションソフトウェアがインストールされた PC および暗証番号入力用テンキーと接続して、その場で IC 運転免許証の真贋を判定する。

読取機に運転免許証を挿入すると、IC の搭載の有無を自動的に判別する。システム専用アプリケーションの使用により、暗証番号を入力して IC チップに記録された情報を PC 画面に表示できるため、運転免許証の券面情報と記録情報の照合（本人確認）が簡単にできる。

IC 運転免許証の暗証番号を忘れてしまった場合や、IC が搭載されていない旧来の運転免許証の場合は、券面の物理的な特徴に着目し、DNP 独自のアルゴリズムによって判定する。

IC データの読み取りと同時に、カードの表裏券面をスキャニングすると、住民基本台帳カード交付申請時に必要な保管用書類も作成できる。

すでに、東京都杉並区役所、東京都府中市役所、東京都武蔵野市役所などが採用しているが、今後 DNP ではシステムの販売を全国で本格化し、2012年までに約2億円の売上を目指す。

 




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おはようございます。
いやー最近やけに寝つきが悪くていやになりますよ、、、。
あんま寝れなくなってきたって事はもう歳ですかね、、、。




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