Riverbed、クラウド型ストレージ高速化製品に新モデル追加

ネットワーク高速化製品ベンダーの Riverbed Technology は、アプライアンス製品『Steelhead』で有名だが、今後はストレージ ゲートウェイ製品『Whitewater』でも知名度を上げようとしている。

同社が Whitewater アプライアンスを初めて発表したのは2010年11月だが、先ごろモデルの刷新と OS の改良を通じた製品ファミリの強化を発表した。その主眼は、クラウド型ストレージの高速化を求める中小企業 (SMB) 市場をターゲットとしたものだ。

Riverbed のクラウド ストレージ部門で製品マーケティング担当ディレクタを務める Eric Thacker 氏は取材に対し、次のように述べた。「当社では、協力を得てきた SMB 顧客のフィードバックに基づき、『Whitewater 510』および『Whitewater 710』の投入を決めた。さらに仮想化製品についても性能向上を果たした」

Riverbed は当初、Whitewater についてストレージ用途のクラウド高速化製品と謳っていたが、Thacker 氏によると、今後は「クラウド型ストレージ ゲートウェイ」アプライアンスとして位置づけし直すという。Riverbed の WAN 高速化製品 Steelhead と同様、Whitewater はネットワーク環境全体のトラフィックを高速化する。両者の違いは、Whitewater が一端だけにアプライアンスを接続する必要がある非対称技術なのに対し、Steelhead は両端にアプライアンスを接続する必要がある点だ。Whitewater はまた、特にストレージ複製とデータ保護の機能を備えたストレージに注力している。

新製品の機能について言えば、Whitewater のローカルディスク キャッシュ容量は、ドライブレベルで 510 が最大3.5TB、710 では最大7TB となっている。クラウド上のストレージ容量には制限がなく、ユーザーが各クラウド プロバイダに支払う金額によって決まる。



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「遺憾千万」という言葉があります。
ものごとが自分の思い通りにいかず、とても残念に思うこと。
非常に心残りであること。また、口惜しくてならないこと。
気持ちわかりますね〜〜。。


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