『ARM』アーキテクチャ対応が進む『Linux』

『ARM』は、組み込み機器やモバイル機器向けの非常に人気のあるアーキテクチャとして浮上しつつある。だが ARM は、『Linux』関連では多少問題を抱えているアーキテクチャでもある。

Linux 創始者の Linus Torvalds 氏は、17日から19日にかけて開催された『LinuxCon North America 2011』の場で、ARM に関する彼の不満を詳しく説明した。一方、偶然にも同じ週の16日、『Ubuntu Linux』の主要商用スポンサーである Canonical が、次期版『Ubuntu 11.10』の一部で ARM をサポートすることを発表した。

Torvalds 氏は次のように語った。「ARM は非常に有望だと思う。問題は、ARM が標準プラットフォームを持っていないことだ」

Torvalds 氏の見方では、ARM はでたらめにハードウェアを作っている企業を「寄せ集め」たようなアーキテクチャだという。カーネルに関して、Linux では多くの ARM チップをサポートしようと努めてきたと、同氏は指摘した。

「それは私にとって苦しい作業だった。『x86』と ARM のツリーを見れば、ARM の方が、数倍大きく、プラットフォームによって抑制されておらず、あちこちに無意味な要素がある」と Torvalds 氏は述べている。

Torvalds 氏が示唆したところによると、x86 には PC があるが ARM には同様の主要機器がないため、それが難題になっているという。Torvalds 氏はさらに、Linux 内の ARM メンテナーたちの協同作業にも問題があったと付け加えた。その点に関しては、ほかの分野と同様に、現在 Torvalds 氏が取り組んでいるところだ。

ARM のツリーに関する問題はさておくとして、ARM は成長中のプラットフォームだ。Canonical は、10月に Ubuntu 11.10 の ARM 版をリリースすると発表した。Ubuntu において ARM サポートは、コードを移植するという問題ではない。

Canonical の広報担当は、取材に対して次のように述べた。「多くのコードは、モバイル プラットフォーム向けに再利用されて以降、すでに ARM に対応している。主な課題は、サーバーに要求される容量をこなせるようコードのパフォーマンスを高めるということだ」


http://rss.rssad.jp/rss/artclk/IpzPL9ZuTgAc/ac076caeb4c23f27875c75b0937edeef?ul=L_kMIR1_er0uYQQIBmowr4N.m.kIOVajtHnqKAhrXs5JiNdGJadids50a0OGfZyq6XdWM5CPiz_x1Sekc4rGJfbTJeE0

「家従四壁」という慣用句があります。
家はただ四方の壁が立っているのみで、他に何もない。酷く貧しい家のこと。
じゃあテレビもないんでしょうね、、？
お父さんもっと頑張って！ｗ






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