NTT 東が病院の BCP で電子カルテを複数病院で連携

松本市の慈泉会相澤病院と NTT 東日本は2011年6月10日、共同開発の、異なるメーカーやベンダーの電子カルテ同士を接続し、地域の医療機関が情報を連携できるようにする「タイムライン連携システム」で、松本地域の一部の診療所と連携し、運用トライアルを開始する、と発表した。
今後、このシステムが各地域の医療機関に導入されれば、異なる医療機関の電子カルテに蓄積された患者の既往歴や過去の診療内容情報を、時系列で表示し、診療できるようになる。
また、患者は検査の重複を避けることができ、診療時間の短縮や医療費負担の軽減にもつながる、ということだ。
相澤病院と NTT 東日本は、日本大学医学部根東義明教授の協力で、昨年度から、相澤病院と連携先の診療所間を「フレッツ光」による VPN サービス「フレッツ VPN ワイド」で接続、各医療機関の電子カルテ診療情報を、時系列で、一つの画面に表示するシステムを開発してきた。
トライアル期間は、6月10日から2012年3月末を予定、システムを8診療所に順次導入する。運用トライアル終了後は、実運用として、4病院、94診療所、16薬局へと拡大する予定。
また、NTT 東日本では、このシステムを NTT 東日本関東病院など、グループ内病院に展開するとともに、各地域の中核病院などへの導入を図るが、今回の東日本大震災で、多くの地域で患者医療情報が消失しており、医療機関の BCP 対策としても、展開を図る意向。
 



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何にしても悪口はいけませんよ！言うなら面と向かって
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