Novell、クラウド管理製品の新版『Cloud Manager 1.1』をリリース

Novell、クラウド管理製品の新版『Cloud Manager 1.1』をリリース 企業向けソフトウェア製品ベンダー Novell の身売りが決まったばかりだが、だからといって製品の更新プロセスが減速することはないようだ。

Novell は8日、『Novell Cloud Manager 1.1』をリリースした。同製品は、9月に出荷を始めた『Novell Cloud Manager 1.0』の更新版で、クラウドのワークロードに関する機能を改善したものだ。Novell は Cloud Manager 1.1 のリリースによって、企業の既存ワークロードをクラウド サービスに移行する作業の簡易化を目指している。

Novell のデータセンター製品マーケティング担当マネージャ Mike Robinson 氏は取材に対し、「Cloud Manager 1.1 では、すべてを新規に構築する必要はなく、既存の仮想ホストと関連の仮想マシンをインポートできる」と述べた。

従来版の Cloud Manager 1.0 は、クラウドを構成するホストの選択しかできず、これらホストで運用している既存のワークロードを認識していなかったという。

これに対して新版 Cloud Manager 1.1 の場合、クラウド インフラのプロビジョニングと管理ができ、料金算定用の計測サービスや、セルフサービス型の業務サービスも可能になるという。

Robinson 氏はさらに、企業やデータセンターにおいて、Cloud Manager 1.1 を使い環境全体のクラウド化も可能だと述べた。また Cloud Manager 1.1 では、業務サービスにサービス水準の目標を関連付けることができる。「当社の Cloud Manager によって、(中略) 担当者とサービスを結び付けることが可能になる」と、Robinson 氏は述べた。

Novell はさらに、『iPhone』用の Cloud Manager 1.1 アプリケーションもリリースした。同アプリを通じて、モバイル クライアントからワークロードを管理できる。


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「生きた空がない」という慣用句があります。
恐ろしさ、悲しみなどが余りに強くて、生きてる気持ちがしない。
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