NEC、「iPASOLINK」を1年間で11万台以上を55か国から受注

NEC は2011年9月28日、同社の海外向け超小型マイクロ波通信システムの主力製品「iPASOLINK」シリーズを、2010年9月の発売以来1年間で、55か国約100社の通信事業者から11万台以上を受注した、と発表した。

iPASOLINK シリーズは、NEC の無線/光/IP 技術を結集した製品群。2G/3G/LTE ネットワークを一元的にサポートする。

ロシア、インドネシア、メキシコなどの通信事業者にとっては、いかに設備投資や運用コストを抑えつつ、LTE などの次世代無線ブロードバンドサービスを構築するかが課題となっており、ネットワークサービスのニーズに柔軟に対応できる単一のモバイルバックホール プラットフォームを求めているという。

NEC は、1980年代前半より PASOLINK ビジネスを開始、携帯電話市場の急速な成長に伴って、基地局間を結ぶ通信システムとして採用が広がり、これまで145か国に累計で約170万台を出荷しているそうだ（2011年8月末時点）。



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