HP、『HP Cloud Services』のプライベート ベータ版を発表

Hewlett-Packard (HP) は9月7日、『OpenStack』をベースとするクラウドサービス『HP Cloud Services』のプライベート ベータ版を発表した。HP が OpenStack に参加することを初めて表明したのは7月のことだった。

HP の広報担当者は、取材に対して次のように答えた。「最初の2つの製品『HP Cloud Compute』と『HP Cloud Object Storage』は、HP が持つ世界水準のハードウェアとソフトウェアが土台になっている。OpenStack テクノロジを開発者にとって使いやすく統合し、それを『HP Converged Infrastructure』および HP のソフトウェアの主要要素と組み合わせて、使いやすい Web ベースのユーザー インターフェースと REST (Representational State Transfer) 原則に沿ったオープンな API を通じて提供する」

OpenStack はオープンソースのクラウド技術で、プロジェクト開始から1年少々が経過した。最初に米航空宇宙局 (NASA) とホスティング プロバイダ Rackspace Hosting が始めた取り組みが、現在では Dell、Citrix、Cisco Systems など、90を超える組織や企業が参加するまでに成長した。

「当社は OpenStack プロジェクトのメンバーであり、OpenStack の運営に深く関わっている。特に HP の John Purrier 氏はプロジェクトの役員を務めている。プロジェクトにおける当社の具体的な役割について、OpenStack と現在も話し合いを続けている」と、HP の広報担当者は語った。

さらにこの広報担当者によると、HP は10月3日から7日まで開催されるイベント『OpenStack Design Summit』と『OpenStack Conference』を後援し、その際にアップデートをコミュニティに公開する計画だという。

HP の広報担当者は、同社が OpenStack を選んだ理由について、HP と OpenStack はどちらも、オープンソースやオープンな開発に取り組んでおり、共同クラウド コンピューティングの将来に対して共通の展望を持っている点を挙げた。


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病は気から、これは科学的に証明されているらしいですよ。







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