ネットワーク仮想化の新標準『VXLAN』、Cisco らが仕様案を提出

LAN は、複数のローカル マシンをネットワークに接続するネットワーク アーキテクチャの最も基本的な単位だ。現在のクラウド コンピューティングの世界では「ローカル」の定義が変わりつつあり、それに伴い LAN 拡張のニーズも変化している。

そこでこのほど、『Virtual eXtensible Local Area Network』(VXLAN) という標準規格の仕様案が、Internet Engineering Task Force (IETF) に提出された。

VXLAN は、8月30日に『VMworld 2011』において正式発表となったもので、Cisco Systems、VMware、Arista Networks、Citrix Systems、Red Hat など複数のベンダーが関与している。

「VXLAN は大規模なマルチテナント ネットワークを可能にするもので、オンデマンドで作成でき、企業が利用可能なあらゆる場所で能力を利用できるソフトウェア ベースの論理ネットワーク実現に向けた第一歩だ」と、VMware の CTO (最高技術責任者) Steve Herrod 氏は Blog 投稿で述べている。

VXLAN の基本的な概念は、レイヤ2を仮想マシン向けに抽象化し、それによって仮想マシンが特定の LAN の境界に限定されないようにするというものだ。

「要するに、VXLAN とは、レイヤ3ネットワークの上にレイヤ2をオーバーレイするスキームだ。各オーバーレイは VXLAN セグメントと呼ばれる。同一の VXLAN セグメント内にある仮想マシンだけが相互に通信できる」と、VXLAN の仕様案には書かれている。

VXLAN の狙いは、ネットワーク管理者が仮想化を管理しやすくすることだ。Cisco の Server Access and Virtualization Technology Group で製品管理担当ディレクタを務める Prashant Gandhi 氏は取材に対し、Cisco ではかなり以前から VXLAN のイノベーションに取り組んできたと述べている。Gandhi 氏によると、クラウド上で動作するアプリケーションの場合、IT 管理者は、アプリケーションのインスタンスごとに、論理ネットワークを用いたデータやアプリケーションへの全ユーザーのアクセスを制御する必要があるという。

「VXLAN は、ネットワーク リソースを効率的に利用することにより、クラウド上でアプリケーションを実行するのに必要な多数の論理ネットワークに対応できる。高度に安全な仮想ネットワークを介してこれらの仮想マシンやアプリケーションをセグメント化することで、顧客はマルチテナント クラウド環境に必要なセキュリティを確保し、クラウドへのアプリケーション配備を簡便化できる」と Gandhi 氏は述べている。


http://rss.rssad.jp/rss/artclk/IpzPL9ZuTgAc/50621ef362d17a3c07fc03f0eede9902?ul=JKwLzhYKgHJ7sBtQ3oy6Y.sVIdlHdFu_2s5BJGd0yO7wz0ii6Wxh4N6BVjwthgaLUTdazqCFpwb2A_D0dvCCGsAHV_jA

「悪口雑言」という慣用句があります。
口に任せて、様々に悪口を言いまくること。またその言葉。
つまりマシンガン悪口ということですかね、、、ｗｗｗ






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