データ移行が新しい課題に―国内企業ストレージ利用実態調査

IT 専門調査会社 IDC Japan は2011年5月18日、国内企業のストレージ利用実態調査の結果を発表した。

これによると、国内企業ではストレージ仮想化などの新技術の導入が進みつつあるが、新技術を導入した企業の90％以上が「期待を上回る」、または「おおむね期待通り」と評価していることが明らかとなった。

また、データ量増大やインフラ統合の活発化などに伴い、国内企業にとってデータ移行が重要な課題になっていることも判明した。

同社では毎年、国内企業のストレージ利用実態に関する調査を実施している。今回が10回目となり、Web を利用した調査（2010年12月）で1,052社から回答を得た。

今回の調査では、ストレージ仮想化（外部ストレージ仮想化、シンプロビジョニング、ファイル仮想化）、デデュプリケーション、階層型ストレージなどのストレージ新技術の導入意向や導入後の評価、さらにサーバー/ストレージの更新や統合の増加にともなって課題になっているデータ移行などに焦点を当てて調査を行った。

2011年のストレージ投資の重点として回答率が高かった上位5項目は、「データ量増大への対応」（回答率57.4％）、「バックアップの効率化」（43.6％）、「セキュリティの強化」（30.4％）、「バックアプ統合」（17.5％）、「災害対策」（15.3％）。同社は今回の震災や電力不足により、2011年はデータ保護や災害対策に関連した項目の優先順位が上昇するとみている。

ストレージ仮想化（外部ストレージ仮想化、シンプロビジョニング、ファイル仮想化）、デデュプリケーション、階層型ストレージの導入後の評価についても調査。調査対象となった5つの新技術とも、「期待を大きく上回った」「期待を上回った」「おおむね期待通り」という回答の合計が90％以上となっている。また、「期待を大きく上回った」「期待を上回った」の回答の合計は20％〜35％。

今回の調査ではデータ移行が国内企業にとって重要な課題になっていることがわかった。国内企業のデータ移行は、サーバー/ストレージの更新/増設や統合、組織変更やデータセンターの統合などに伴い増加しており、回答企業の6割以上が前年と比較してデータ移行の回数が増えたと回答している。

また、データ移行を実施した企業の3割が、「管理者の作業時間」「移行期間」「予算」の面で当初の計画をオーバーしたと回答。データ移行の課題としては「移行すべきデータ量の増大」「作業期間の長期化」「システム停止によるビジネスへの影響」「移行プロセスの煩雑化」などが挙げられており、これらの課題解決に取り組むことが、ユーザー企業にとってもベンダーにとっても重要になる、と同社はみている。





http://rss.rssad.jp/rss/artclk/IpzPL9ZuTgAc/d02d55f66fdd6d95ff3f587625e04d21?ul=3al947znkXtJ6Ed.a331NKyU4QMEWzxFektTaaTw50R0dJ5eRMJKMiF_f_rkRUHzLPHsDLMd8gWbRD8kieQhSW40_ODP

「言い紛らす」といいますね。
論点をぼかしたり、話題をそらしたりして、ごまかしてしまう。
また、嘘を言ってごまかす言い紛らわす。話をぼかす。
私は口下手ですが、口のうまい人間はどんだけ不利な立場に
おかれても、言い逃れるんですよね〜〜、尊敬しますｗｗ


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