Novell の特許売却、オープンソース団体が当局の調査を要請

Novell の特許売却、オープンソース団体が当局の調査を要請 Novell は、当初思われていたよりはわずかばかり長く株式公開企業として留まれるかも知れない。

2010年11月、企業向けソフトウェア製品ベンダーの Attachmate (株式非公開) は Novell を22億ドルで買収する意向を表明した。この買収手続きには、Microsoft が主導する技術コンソーシアム CPTN Holdings に、Novell が保有する882件の特許を4億5000万ドルで売却するという条件が含まれている。つまり、Attachmate との契約を完了するには CPTN への特許売却が完了しなければならないのだが、この特許売却手続きに遅れが生じる可能性が出ている。

2010年も終わりに近づいた頃、オープンソース文化の普及に努めている非営利団体 Open Source Initiative (OSI) はドイツ政府に対し、Novell による CPTN への特許売却を調査するよう要請した。OSI は、オープンソース活動で主導的な役割を果たしている団体の1つで、オープンソースの定義を遵守している誠実なオープンソース ライセンスのリストに関し、認証および維持する責任を持っている。

CPTN は、Microsoft、EMC、Oracle、Apple などのベンダーが組織した団体だ。

OSI を率いる Michael Tiemann 氏は、公式 Blog への投稿記事の中で次のように述べている。「Novell の特許取得を Microsoft が主導しているということ自体、オープンソース コミュニティにとって憂慮すべきことだったが、Microsoft が Oracle、Apple そして EMC に呼びかけて特許の共同所有者になろうとしていることが判明した段階で、OSI 理事会は公正取引に関わる各規制当局に対し、この買収案件を精査するよう要請せざるを得ないと判断した」

http://rss.rssad.jp/rss/artclk/IpzPL9ZuTgAc/4ece651825c653179ecaf8ac58554a6b?ul=ZHqaCZOQ.unxqg5Uv6g5RNSgyUVJUlMnUpalRKZ1o2iq4Av6iYtDSC9ZufS_EilUNnIY5tfKfycMtFtW0Dml.TP7VBe7

「遺憾千万」という言葉があります。
ものごとが自分の思い通りにいかず、とても残念に思うこと。
非常に心残りであること。また、口惜しくてならないこと。
気持ちわかりますね〜〜。。

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