【LinuxTutorial】WebDav を使った簡単な Linux ファイルサーバ(2)

クライアント側

たいていの場合 DAV はウェブサーバ経由で提供されるが、Web ブラウザはアクセス手段としてあまり適していない。Apache で有効に設定している場合は、ディレクトリを表示してファイルを読み込んだりダウンロードしたり程度の操作はできるが、ファイルを編集したりアップロードしたりはできない。

グラフィカル UI が使いたければ、ファイル ブラウザ Nautilus および Konqueror が WebDAV を最初からサポートしている。例えば、「dav://server.example.com/juliet」という具合にフォルダを開けば（ユーザー名とパスワードの入力が求められる）、ローカルのデスクトップからファイルを移動して、適切な場所で編集できるはずだ。問題があれば、サーバ側でファイル／ディレクトリのパーミッションを適切かどうか確認しよう。KDE Dolphin ファイルマネージャのユーザーは「webdavs://server.example.com/juliet」と入力する。

WebDAV のクライアントとしてもう1つ考えられるのが、FTP クライアントのような動作をするコマンドラインクライアントのcadaverだ。サーバーに接続するには、以下のようにタイプする。


cadaver http://juliet.example.com/myfolder
ユーザー名とパスワードを聞かれたあと、指定されたディレクトリでコマンドラインのプロンプトが表示される。そこで、「get ファイル名」や「put ファイル名」（もしくはmgetやmput）を使ってファイルを取得もしくはアップロードする。cadaverを使うと、ファイルのメタデータ編集も可能になる。これは Nautilus や Konqueror ではできない。 さらに、fusedav（Debian/Ubuntu パッケージに同梱されている）を使うと、WebDAV ディレクトリに通常のファイルシステムの一部としてアクセスできる。「adduser ユーザー名 fuse」というコマンドで、fuseユーザーグループにユーザーを登録する必要がある（一度ログインし直すと登録が有効になる）。それから以下を実行する。


fusedav http://juliet.example.com/myfolder localfolder
これでリモートディレクトリを開き、それをlocalfolder（このディレクトリは既に存在していなくてはならない）としてマウントできる。筆者はうまく動かすのに苦労したが、ほかの人々は問題なく使えているようだ。
WebDAV でほかにできること
上で使った mod_dav_fsは、サーバディレクトリシステムで WebDAV ファイルを提供するためのバックエンドを実現する。また、バックエンドの実現手段はほかにもある。たとえば、mod_dav_svnを使って Apache 経由で Subversion のレポジトリを提供できる。こうする場合は、mod_dav_lockモジュールも読み込む必要がある（mod_dav_fsは自らロック処理を行うため、このロッく用モジュールを必要としない）。WebDAV はオープンプロトコルであるため、特定の用途に合わせた機能を自作できる。ファイル共有する方法はいろいろあるが、便利な選択肢として WebDAV を覚えておくとよいだろう。

« 戻る：WebDAV と Apache2






http://rss.rssad.jp/rss/artclk/IpzPL9ZuTgAc/cdb17cb65a1c62812d75db9e061408bf?ul=R2QTY8QP8ytTWi0fNDmRUPiX0hSFMbzP35eJHT9wj1QKdDUpOXyEXHu5kcY1MhRLIrAw7.etGwfhf0aanyuLiZATRqxd

時間には限りがあるのに毎日同じように過ごしてします。
頭では分かっていても、それはなかなか変えられない。。
人間は意志が弱い生き物ですよね。。だから私は何よりも、
意思の強い人間が最も尊敬に値すべきではないかと思います。

PICKUP
横浜の単身引越し
任意整理「熊本県」
浮気調査を静岡で依頼
沖縄で通訳・翻訳の派遣
東京メトロ南北線駒込駅
東京で安心フラッシュ脱毛
破産相談「広島市」
東京メトロ南北線白金台駅
千葉市の仕事
楽しくWiiダイエット